【極限の基板コラム】1-1 チャタンヤラクーシャンク(ミッチェル)
チャタンヤラクーシャンク
稼働開始:1992年 開発・販売:ミッチェル
どうもこんばんは、MVTメカニック(もとい基板持ち込み)担当の極限です。
コーハツにてイベントすること早1年、気がついたらこんな素敵なサイトが出来てました。
そんな素敵なサイトにて基板コラムをまかされましたので、まずは5回を目標に頑張っていきたいものです。
記念すべき第一回目に何を書こうか迷いましたが、
せっかくだから林田とイベントをするきっかけとなったこのゲームについて書いていきます。
1.牛は出ないが歌舞いてる
「チャタンヤラクーシャンク」
とても一発で覚えられないこのゲーム、
ジャンルは空手を題材とした格闘ゲームにあたります。
空手を題材としたゲームとして一番に出てくるのはデータイーストの空手道でしょう。
女の子にモテるために道場破りから大会荒らしを行い、挙句の果てには牛に喧嘩を売るデコらしい一作です。
そもそも牛と戦うのも黒幕に騙されたとかでなく自分の(モテたいという)意志な所に漢(と書いてデコ)を感じます。
しかもその時のセリフが「さぁ牛だ!」ですからね(動画の05:07辺り)、主人公の「空手家として牛と闘うのは当たり前だよな」と言いたげな顔が印象深く残ります。
2番目に出てくるのは、
元はPCゲームでファミコンやゲームボーイにも移植されたカラテカでしょうか。
お辞儀をしないと敵が最強になるという礼の精神の大切さから
日本の心へのリスペクトを感じさせるゲームとなっております。
(余談ですがプリンス・オブ・ペルシャと作者が同じだったりします)
日本ではファミコン版が有名ですが、
ゲームボーイにも移植されており、ステータスやレベルアップの概念が追加されています。
機会があれば遊んでみて下さい。
ぶっちゃけGBのストⅡより面白いです。
で、本題のチャタンヤラクーシャンクですが、
上2つに比べると一般(ゲーマー的)知名度がありません。
知名度が低い理由は稼働開始年の1992年から考えれば明らかで、
同じ年に出たゲームの一つがストリートファイターIIダッシュです。
知名度が低い理由はこれ以上は説明しません。
そんな出す時期誤ったチャタンヤラクーシャンク、
実はこれ実際に存在する流派の名前らしく
北谷(チャタン)屋良(ヤラ)さんの開発(改良)した公相君(クーシャンク)
という意味らしいです。
なので発音を切るタイミングは「チャタン・ヤラ・クーシャンク」が正解なんですね。
なんて書いてますがゲームと北谷屋良公相君は一切関係ありません。
(語感で選んだとのことです、考え方チェルノブと同じや)
このゲーム、ルール自体はフルコンタクト空手にあたります。
遊んでみると、試合開始時に礼をするだけでなく、ダウンの追撃禁止等実際の空手のルールを元に作られたことがわかります。
審判を除いては
この一見歌舞伎と能を混ぜたかのような風体は怪しいの一言。
間違っても実際の北谷屋良公相君の大会にはこんな審判はいませんので
知ったかぶりして恥を書かないよう気をつけましょう。
というより北谷屋良公相君自体フルコンタクト空手じゃないのですが…(動画参考)
というわけで前説はここまで、
次回は当ゲームのシステム等説明していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
極限
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