【極限の基板コラム】1-2 チャタンヤラクーシャンク(ミッチェル)

チャタンヤラクーシャンク
稼働開始:1992年 開発・販売:ミッチェル

こんばんは。チャタン大好き極限です。
早速の2回目、書いていきましょう。
前回はチャタンのゲームのことあんまし書いてないので今回はシステム面の説明を…。

読んでない方は↓もどうぞ
【極限の基板コラム】1-1 チャタンヤラクーシャンク(ミッチェル)

2.ゲームシステム

タイトル画面と審判のインパクトに気圧されますが、
蓋を開けると結構地味なゲームです。

本ゲームは1レバー2ボタンで操作を行い、
レバーの左右で移動・上下で型の変更を行い、
Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ、A+Bボタン同時押しで特殊技を繰り出します。
本ゲームはレバーを上に入れると上段、下に入れると下段、そうでなければ中段の構えをします。
構えはプレイヤーキャラの攻撃とガードが上段・中段・下段のどの属性になるかに影響します。
(例えば、上にレバーを入れると上段攻撃を行い、逆に上段の攻撃をガードできます)

(写真)当たってそうだけどガードできてます。

2D格闘ゲームとしては珍しくボタン操作でジャンプを行いますが、
これが本作の特徴とも言えるガードの攻防を生み出しています。

チャタンヤラクーシャンクが他の格闘ゲームと一線を画する点として
「移動中・攻撃中にかかわらずガードが出来る」
が上げられます。
前進移動中も前蹴り等のスキの大きい技を出している最中でもガードが出来るため、
行動の硬直を狙うのでなくて、プレイヤーの意識の隙を狙う必要があります。

(クリックすると動きます)攻撃中もガードが出来ます

また、このゲームはゲージ制でなくライフ制を採用しており、
どんな攻撃であろうとも6発喰らえば負けてしまいます。
連続技でダウンを取ると体力が半分削られるため10秒足らずで決着がつくことも珍しくありません。

(クリックすると動きます)おそらく世界一お手軽な5割コンボ

他にラウンド制ではなく残機制を採用している点、
左から右にスクロールして進んでいく点を考えると、
本ゲームは格闘ゲームというよりアクションゲーム寄りに作られたのではと考えてしまいます。

では、このゲームのジャンルはアクションでいいかと言うと非常に悩みます。
残機制+ライフ制を用いている所はイーアルカンフーなどのアクションゲームに近く、
ガードを軸とした攻防の熱さはストリートファイター等の流れに沿う格闘ゲームの血を感じます。
が、いうなれば「チャタンヤラクーシャンク」というジャンルなんだと思うことが一番しっくり来ます。

という所で2回目はここまで、
3回目は世界観等のビジュアル面を紹介していきたいと思います。


※撮影ミスとかじゃないよ!

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極限32x

企画、実況、エントリー用紙作成、カンパ金管理、メカニック担当。好きなゲームはニブラー、バーチャストライカー4、その他洋ゲー等。

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